昨日東京藝術大学で、箭内道彦さんと蜷川実花のトークが行われました。
その中で実花さんが自分の子育ての話にも触れていました。
15歳の長男が、苦手な勉強や科目に対して「こんなこと意味有るのかなあ」とつぶやいた。
実花さんは「私だって自分が好きな仕事、楽な仕事だけやってるわけじゃないんだよ」と話したようです。
たまたまなんですが、僕が2、3日前に読んだ蜷川幸雄さん(蜷川実花の父で演出家)のエッセイに全く同じような話を読んだばかりなので面白かったです。
幸雄さんが実花さんに学校の勉強の話をするのですが、
「まあ、嫌いな学科もやっとかないとな、世の中に出てまったく関係ないことも授業にはあるんだよ。でもまあこう考えられないか、俺だって自分にとって楽な仕事だけやってるわけじゃないんだぜ。苦手なものに挑戦することで新しい自分を発見することがあるんだよ。そのために寝る時間を削っていまでも勉強してるんだよ、この年で」と。
大人になっても「これ意味あるのかなあ」というようなことがたくさんあるので、その練習になるよ、って話だったようです。
苦手なものや苦痛を引き受けることで、あたらしい発見がある(たまに)、とおもいます。
大人も大変ですよね。今日もがんばりましょう。
好きなこと、得意なことをやるために、苦手なことをやらないといけない。ということ、すごく大事なだと感じます。。。
また来年も苦手なことに向き合っていこうと思います🙌